身寄りのない末期がんの備え|居宅ケアマネからの解決事例
身寄りのない独居女性が、入院・手術の身元保証と死後事務を整え、在宅での最期まで支援した居宅ケアマネ連携の解決事例です。
死後事務 /
身寄りがないと、入院・手術の保証人だけでなく、亡くなったあとの備えも同時に必要になります。 この解決事例は、居宅介護支援事業所からの相談を起点に、身元保証と死後事務を整えたケースです。
この事例で分かること
- 入院・手術時の保証と医療同意の備え
- お墓や葬儀の希望が特にない場合の死後事務の進め方
- ケアマネ・ヘルパー・訪問医との連携
相談内容
身寄りのない独居の女性で、末期の卵巣がんを患っています。入院や手術のときの身元保証人がいなくて困っており、万が一に備えて死後事務委任契約も結んでおきたいとの希望でした。お墓はなく、葬儀の希望も特にありません。
ご本人の状況(概要)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 90歳 |
| 介護認定 | 要介護3 |
| 病歴 | 末期卵巣がん、高血圧症 |
| ADL | 自立 |
| 経済状況 | 年金(月約10万円)、預貯金(約300万円) |
| 本人の意向 | できる限り自宅で暮らしたい。唯一の親族の実弟も亡くなり、本当に頼れる人がいなくなった。最期まで迷惑をかけないように準備しておきたい |
課題
- 入院・手術時の身元保証人・手術同意を頼める人がいない
- 死後の葬儀・納骨・家財整理が未整理
- 在宅生活を続けるための緊急連絡先が必要
対応内容
- アセスメントと契約
約款の読み合わせを行い、身元保証および死後事務委任契約を締結しました。
- 在宅での医療連携
訪問医の往診立会いなど、在宅での医療・介護と連携しました。
- 緊急連絡先としての継続支援
ケアマネジャー、ヘルパー、訪問医との連携を密に行い、万が一のときの緊急連絡先として最期まで支援しました。
結果
- 入院・手術時に必要な保証・医療同意の体制が整った
- 住み慣れた自宅での生活を支えられた
- 最期までの緊急連絡先・死後の備えが明確になった
ポイント
- 緊急時や病状悪化による入院・医療同意を円滑にする
- 住み慣れた自宅で安心して暮らせるよう支える
- 安心して最期を迎えられる備えにつなげる