施設入所したいが身元保証人がいない|地域包括からの解決事例
親族と疎遠の独居男性が、施設入所に必要な身元保証と、不動産・遺言・死後事務まで整えた地域包括連携の解決事例です。
身元保証 /
施設入所を考えても、身元保証人を頼める人がいなければ準備が進みません。 この解決事例は、地域包括支援センターからの相談を起点に、身元保証と生前整理・死後の備えまで一体で整えたケースです。
この事例で分かること
- 包括起点で身元保証契約につなぐ流れ
- 「〇歳までに片付けて施設へ」という本人の意向の立て方
- 遺言・不動産・死後事務をあわせて考える意味
相談内容
独居の男性で、親族とは疎遠です。脊柱管狭窄症の術後後遺症などで体調が優れず、施設への入所を考えていますが、身元保証人を頼める人がいません。あわせて、不動産の売却や遺言書の作成も希望されていました。
ご本人の状況(概要)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 71歳 |
| 介護認定 | 要支援1 |
| 病歴 | 腰部脊柱管狭窄症、頸椎性脊髄症、急性緑内障 |
| ADL | 自立 |
| 経済状況 | 年金 |
| 本人の意向 | 75歳までに諸々片付けて施設に入りたい。遺産を前妻・子どもに渡したくないので、専門家に任せて対策を講じたい |
課題
- 施設入所に必要な身元保証人がいない
- 不動産売却・遺言など、生前整理が進んでいない
- 将来の金銭面も含めたライフプランが未整理
対応内容
- 包括職員同席でアセスメント
必要な支援を整理し、説明しました。
- 身元保証契約の締結
介護施設や病院への入所・入院に必要な身元保証契約を締結しました。
- 資産状況の把握とライフシミュレーション
収支の見通しを立て、安心してお暮らしになれるライフプランを作成しました。
- 遺言・死後事務・施設紹介
遺言作成を支援し、死後事務委任契約も備えました。施設紹介、納骨・永代供養の整理、美術品等の適切な処理、必要に応じた任意後見の検討も進めました。
- 継続支援
包括のケアマネジャーや主治医と連携し、報告・連絡・相談を密にしながら支援を継続しています。
結果
- 施設入所に必要な身元保証が整った
- 生前整理と死後の備えの見通しが立った
- ライフプランに沿った継続支援につながった
ポイント
- 「75歳までに生前整理を終えたい」という意向に沿って、いまやることと将来の備えを分ける
- 金銭面も含め、安心してお暮らしになれるライフプランを作る
- ライフプランに沿った継続支援と、最期までの安心につなげる
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